私が腰を痛めた直接の原因は、夫が海外出張から帰ってきたのを空港に迎えに行き、重たいスーツケースを持ち上げたことです。

ただ、その場ですごく痛かったわけではありませんでした。それに、最初は腰が痛かったのではありません。
太ももの後ろが突っ張るように痛く、しばらく太ももの裏にシップを貼っていました。そのうち、日を追うごとに痛みが強くなり、ついに歩くのも困難になりました。

近くの病院に行って診察をしてもらったところ、「ヘルニアがあること」「腰のヘルニアが神経を圧迫すること」を説明されました。
太ももの裏に問題があるのではなく、ヘルニアによる座骨神経痛が太ももの裏の痛みとなって現れることが分かりました。

それまでも腰痛になったことはありますが、元に戻らないヘルニアができたことが非常に不安でした。
年上の女医さんが、悪気はなかったのでしょうけれど「これから出産もするのに」とおっしゃったことで、より将来に不安が高まりました。

原因がわかっても家ではなかなか静養できず、痛みは増すばかりです。

太ももの裏だけでなく下半身全体が痛くなり、寝返りを打つのもままならなくなりました。

そして、ついに、入院することになりました。

ストレッチャーに乗って移動です。
とはいえ、入院先の大病院でも、レントゲンやCTで診て「それほど大きなヘルニアではない」とのことでした。
1カ月半入院して歩けるようになりましたが、その後2年ほど軽い座骨神経痛が出ることもありました。
コルセットをし、必要に応じて痛み止めを飲んで、腰痛体操をしていました。

話が前後しますが、この腰痛がいったん治って一年後に出産しました。そして、その直後に座骨神経痛が始まりました。
産院に相談したところ、里帰りしていた実家のそばに「労災病院」があることから、そこを受診するよう勧められました。労災専門なだけに腰痛には詳しい病院です。

そちらの医師も、レントゲン写真を見ながら「ヘルニアとして軽いものです」とおっしゃいました。しかし、こう続けられました。
「それでも痛いとおっしゃるのでしたら痛いのでしょう。腰痛はメンタルも重要な原因ですから」と。

確かに、当時は育児のプレッシャーが強い時期でもありました。母乳育児で薬は飲めません。
赤ちゃんを抱きあげるたびにコルセットをし、子供が寝ている横で腰痛体操で「筋肉」という自前のコルセットを作ることに懸命になりました。

もちろん体操そのものの効果もあったのでしょうけれども、加えて、労災病院の医師が「腰痛体操をしていれば、育児もちゃんとできます!」と力強く断言してくださったのがメンタルに良かったと思います。

初めて腰痛になった当時も、私は家庭の事情で仕方なく東京から大阪へ戻っていました。

大阪では勤務先の人間関係が合わず、苦しい毎日でした。

退院後もコルセットをしながら勤めていましたし、職種の関係で身体的なトラブルについては寛容な職場でその点は有難かったのですが。

しかし、どうしても仕事に馴染むことができません。そのうち、夫の転勤で大阪から富山に引っ越すことになり、その職場を辞めることになりました。

辞めたとたん、それまですっきりしなかった腰痛(座骨神経痛)が、劇的に改善されました。その後の出産で座骨神経痛がでた以外は、ほぼ完治したといえます。

後年、厚生連高岡病院でストレスが腰痛の原因と聞いて、腑に落ちました。当時の私は体が悲鳴を上げるほど、その環境が辛かったのでした。
ストレスで歩けなくなるなんて、まるで「アルプスの少女ハイジ」のクララのようなお話です。
コルセットや筋肉をつけることも大事ですが、ストレスマネジメントも腰痛には必要なんだと思いました。

そして、私の地元の高岡市の腰痛治療の整体院については、こちらが詳しいです。

 

高岡市 整体